今回は、このロードバイクの細部を写真とともに詳しくご紹介します!
全体像は前回もご紹介したとおり、こんな感じです。
動画でも紹介しました!
チャンネル登録もあわせてよろしくお願いします。
フレーム&フォーク
ダウンチューブに「TRIBAN」のロゴが入っています。
この色はフレーム上部の色と同じで目立ちません。
他のブランドはだいたい目立つようにロゴが入るので、この配色はぱっと見どこのブランドかわからなくて好みです。
フレームは上下ツートンカラーです。
落ち着いた色合いでかっこいい!
シートステーにはオレンジオレンジの帯が入っています。
おしゃれなアクセントになっていて好印象!
シートチューブには「DESIGNED & TESTED IN FLANDERS FRANCE」の文字と、イラストがはいっています。
フランダース!という感じですが、ワンポイントとしてかわいい。
そのほか、トップチューブにモデル名、ヘッドチューブに「DECATHLON」のロゴがあります。
装飾的な文字やロゴはこんな感じです。
フォークはカーボンで、コラムがアルミです。ハンドルから持ち上げた感じは軽くて良いです。
"カーボンブレードTriban Evoフォークとアルミニウム製1"1/8アヘッド式センター。快適性と精度の高さを兼ね備えた軽量フォークです。カーボンは水平方向の剛性を高め、フロントの振動を軽減するために使用されています。"とのことですが、振動吸収性はよくわかりません。
"断面幅36mmまでのタイヤに対応"で、太いタイヤも履けます。
フレームは「6061 T6アルミニウム製」で、"傾斜に適応する快適性を追求した形状"とのことで、「Triban Evoフレーム」と名付けられています。
全体にシンプルでかっこいいです!カラーリングも落ち着いていていい感じ!
残念なポイントその1は、重さです。
アルミ製とはいえ、1830g(Mサイズ)は重いほうらしい。
残念なポイントその2は、フレームの形です。
グラベル寄りなのでエアロ形状でもないし、直線的なフレームです。ヘッドチューブはチューブです(パイプみたいに丸い)。
直線的なフォルムがかっこいいという方は問題ないですが、先進的なフレーム形状がいいという方はよく考えたほうがいいかもしれません。
ぼくは気に入ってます。
ハンドル&ステム
ハンドルはアルミ製のオリジナル。"エルゴノミックデザインのアルミニウム製Tribanハンドルバーで、しっかり握れて快適です。"とのこと。いまのところ問題は感じていません。
バーテープはスポンジ的な素材。
フィニッシュテープもビニールテープのような質感で、ここは交換したほうが高級感が増しそうです。
STIレバーはSHIMANO 105 R7000。
ステムもアルミでオリジナル。
右側面に長さが書かれています。Mサイズのステムは90mm。
ブレーキ
ブレーキは前後とも「TRP HY/RDディスクブレーキ」です。
105のSTIレバーでワイヤーを引き、油圧ピストンが動くハイブリッド型。
パッドは「セミメタルTRPパッド(バージョンM515/M525)」。
ディスクはどちらもTRPの160mm。
"(前略)信頼と効率の油圧ピストン機構前後に160mmディスクJAGWIREコンプレッションレスハウジングでブレーキの精度と効率を確保。ボトムフレームの斜めのチューブにウォータープルーフのスリーブキャップ。"ということです。
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フロントのディスク |
リアです。
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リアのディスク |
ディスクブレーキ(ハイブリッドではありますが)は初めて使いました。
届いた状態はちょっとゆるかったので、締めました。オンラインストアで買った場合は、乗る前に調整しましょう。
リムブレーキと同じようにワイヤーを調整するだけなのでかんたんです。
効きは良いです。
いままでママチャリとなんちゃってクロスにしか乗っていなかったのもありますが、しっかり止まります。
雨の日にも乗ってみましたが、効き具合は変わりませんでした。
下り坂でも強くかけるとガツンと止まるのでかけ過ぎ注意、でも安全です。
完全な油圧ディスクではないので、握り始めはワイヤー感がありますが、軽い力でしっかり止まってくれるので文句はありません。
普段油圧ディスクブレーキを使っている方は、グレードダウン感を感じてしまうかも。
フロントディレイラー、BBまわり
ディレイラーは、フロント・リアともに「SHIMANO 105 R7000」です。
チェーンはKMCの「Xシリーズ」ということです。
チェーンリングとBBはSHIMANO製です。
「Shimano RS 510コンパクトボトムブラケット」とのことで、105グレードではないです。
BBの型番は「SHIMANO Tiagra BB-RS 500」、Tiagraです。
クランクは「SHIMANO FC-RS510」で、ギアは50/34です。このクランクセットはSHIMANOの無印11速用ということで、コスパ部品です。あくまでも105の下位モデルなので、クランクアームは内側えぐり取り系です。
リアディレイラー&スプロケット
ディレイラーはSHIMANO 105 R7000。
スプロケットはMicroshift製11段です。
構成は11/12/13/14/15/17/19/21/24/28/32。
デカトロンはスプロケットにマイクロシフトを好んで採用しているようで、これより安価なモデルにもマイクロシフト製が使われています。
スペックシートには、「Microshift CS-H110 11S 11/32カセットスプロケット」と記載されています。
変速ですが、良いです。
というか正直ほかのものを使ったことがないのでわかりません。
ですが、前乗っていたルッククロス車の安いSHIMANOに比べると、超なめらかです。ひっかかりがないし、チェーン落ちもありません。
特に、フロントが軽く確実に決まるところに感動しました。
105っていいのかも(よくわかりませんけど)。
ママチャリから乗り換えて思ったのは「ギアが多くて便利」ということ。
細かくギアチェンジできるので、回転数を変えずに速度を調整できて楽です。
スプロケットこそマイクロシフトですが、レバーからディレイラーまで安心と信頼のシマノなので文句は出ないでしょう!
少なくともぼくは大満足です。
ハブ
ハブは前後ともクイックリリースです。
ここがこのロードバイク最大の残念ポイントです。
スルーアクスルだったらホイールの選択肢も増えて、カスタムのしがいがあるのでしょう。
ぼくは初心者なのでそのつもりはありませんが、いちおう理解しておいたほうがよさそうです。
サドル&シートチューブ
サドルはデカトロンオリジナル。シートポストはアルミです。
ペラペラで、特別軽くもないですが、若干クッション性があります。
お尻が痛くなる、最悪のサドルというレビューを書かれている方もいました。たしかにだんだん痛くなりますが、スポーツバイク初心者なのでこんなものかと思っています。
長時間座っているとつらいかも。そんな方は要交換。
シートチューブには反射シールがついてます。
タイヤ&ホイール
タイヤとホイールももちろんデカトロンオリジナル。
ホイールは6061アルミ製。
チューブレスレディーのホイールですが、ついてくるのはチューブドの軽量タイヤ。
リムテープやシーリング材はついてこないので、チューブレスにするなら用意する必要があります。
太さは28Cで、砂利道もいけちゃいます。空気圧は6~8bar。
"ホイール:
Triban Tubeless Ready Lightホイール*6106 T6アルミニウム。ETRTOサイズ: 622×17c。水平方向の剛性を高める24mm高。剛性を高めるクロスしたスチール製スポーク(前後各28本)。カートリッジ式シールドベアリング。
タイヤ:
Triban軽量保護タイヤ390g。Skinwall硬性ビードナイロン製の耐パンクプロテクター。耐久性に優れた骨組み。サイズ: より快適な28c-622 / 700×28c。最大空気圧: 8 bar / 116 psi。"
ペダル
ペダルはトゥクリップつき。
付属されてるので、お試しにはいいですが、邪魔なのですぐ外しました。
付属品
ベルとリフレクター2個がついてきます。
ベルのゴムベルトには「ANNO」のロゴが入ってます。
リフレクターは他のアイテムをつけるのに邪魔なので外しました。
その他
ワイヤー
このロードバイクの残念ポイント第2位。
外装ケーブルです。メンテナンスしやすいらしいのでメリットもありますが、見た目と泥道耐性の意味では残念です。
ダボ穴
Triban RC 520はツーリングロードバイクという名目のため、各所にダボ穴があります。
フロントフォーク。
泥除け用の貫通した穴もあります。
シートステーとリアハブ。
ボトルケージ用の穴。
いろいろ取り付けられそうです。
ファーストインプレッション
実際に乗ってみたファーストインプレッションですが、「スイスイ進む&楽しい!」です。
いままでママチャリに乗っていたこともあって、これだけ速く進むと自転車に乗るのが楽しくなります!用もないのにそこらへんを走り回ってしまいます。
逆に狭い車道はちょっと怖いくらい。急にハンドルを切ったりできないので、バスやトラックと並走するのはちょっと怖いです。ゆっくり進みましょう。
広い車道では車とも距離を取れますし、速く進むので車と同じくらいに走れます。
車がいなければ天国!
道路は走りやすいし、坂も軽く登れます。
素晴らしく楽しい乗り物ですね。
悪いところですが、やっぱりちょっと重たい。
お店で高い軽いバイクを見てしまったのもあり、10.55kg(Mサイズ)は重く感じました。
初心者のくせに!
ただ、これより高いものも含めエントリーモデルはだいたい10kgくらいなので、特別重いというわけではありません。
しかもディスクブレーキ搭載です。そこで重たくなっている部分もあります。
89,900円ですからね!お値段に免じましょう。
2020年9月追記
こちらのモデルは値上がりして、109,900円(送料・税込み)となっています。
値上がりしても、10万円前後でこのスペックは相変わらずコスパ良です!
というか、初心者にはこれだけ揃っていれば文句はありません。
組み立て編はこちらをどうぞ!
まとめ
いいところ
- 安い、コスパが異常!
- カラーリングがかっこいい
- ロゴが目立たない
- 105
- 半油圧ディスクブレーキ
- 太めのタイヤでどこでもいける
- チューブレスレディーのホイール
- ほぼ完成した状態で届く(ハンドルが外れた状態)
- ラックやフェンダーが取り付けられる
- 送料無料
- デカトロンで2年間無料で調整してもらえる
残念なところ
- クイックリリース
- 重い(ディスクロードでエントリーということを考えると普通?)
- 販売証明書や保証書がついてこない→防犯登録は問題なくできました!
- フレームの形状
- 外装ケーブル
- オリジナルパーツが多い
- バーテープがスポンジ
- フルシマノではない/完全油圧ディスクブレーキではない
- 一色のみ(もともと白い自転車を買おうと思っていましたが諦めました)
- 店舗が少ない(試乗可)
- 名前が長い
本文で書かなかった&重要なことので書きますが、この自転車販売証明書や保証書がついてきません!
日本では防犯登録が常識になっていて、警察に止められるとめんどくさいことになります。
デカトロンのページにレビューを書かれている方々は、領収書を印刷して持っていったら登録できた、と書かれていますが、ついていたほうが親切ですね。→実際に登録できました!
ついてきたという方がいらっしゃったら、コメントでお知らせいただけたらこちらにも反映したいと思います。
ぼくが防犯登録にチャレンジした話は、また別の記事で紹介します。
→挑戦して全く問題なく登録できました!詳しくはこちら!
まとめのまとめ
89,900円(送料&税込)ですよ。→109,900円になりました(泣)。
スペックで初心者を釣る商品などと言っている方もいましたが、モノはしっかりしていてとてもいいです。
ブランドにこだわらなければ最高のチョイスではないでしょうか。
しかもデカトロンのいいところは、購入してから2年間、調整を無料でやってくれるところです。カスタムしたくなっても、合うものを持っていけば、店舗で取り付け・調整を無料でやってくれるそうです。
広告でもステマでもないです。
気になった方はぜひ店舗で試乗してみてください!
こちらの記事でぼくのサイズ選びを紹介していますので、参考にしてみてください。
店舗に行けない方は、もちろんオンラインストアでも送料無料で購入できます。
通勤や通学にも超おすすめです!
実際に通学に使っていますが、ママチャリのときよりも1.3倍くらい速く着くようになりました!
動画でも紹介しています!
チャンネル登録もあわせてよろしくお願いします。
ほかに紹介されている動画も。
こちらは詳しく解説されている動画。
これから通学とサイクリングでガンガン使って、カスタマイズしたり、気づいた点などが出てきたら、また記事にしようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考になれば嬉しいです。
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